「イングランドカップ・４回戦、レスター０（６ＰＫ５）０サウサンプトン」（２７日、キングパワー・スタジアム）

　延期されていた４回戦の１試合が行われ、ＦＷ岡崎慎司のレスターがＤＦ吉田麻也のサウサンプトンと対戦し、０－０からのＰＫ戦を６－５で制してベスト８に進出した。岡崎は後半１６分から途中出場、吉田はフル出場した。レスターは１２月１８日の準々決勝で前回覇者のマンチェスター・シティーと対戦する。

　イングランドで久々の日本人対決は岡崎のレスターがＰＫ戦を制した。後半３１分に巧みな反転で吉田をかわし、シュートを放った岡崎は「今は全然ストレスなくサッカーに打ち込めている」と手応え。昨年１２月以来となった直接対決に「（今季は）出たり出なかったりで苦労している。だからこうして一緒に試合に出ることはうれしい」と実感を込めると、サウサンプトンの吉田は「チャンスが来ているので生かさないといけない」と話した。