6連敗中の広島が2点差追いつきACLプレーオフ 札幌は鹿島が天皇杯Vなら
「明治安田生命J1、札幌2-2広島」(1日、札幌ドーム)
6連敗中だった広島が、引き分けに持ち込み、ACLプレーオフ出場圏内の2位を確保した。札幌はクラブ最高位の4位に入ったが、自力でのACLプレーオフ出場権にはあと一歩届かず。3位の鹿島が天皇杯で優勝した場合は繰り上がりで出場権利を得る。3位には鳥栖と0-0で引き分けた鹿島が入った。
試合は前半3分、チャナティップが先制ゴールを突き刺すと、同21分にはジェイが追加点を決め、札幌が2点をリードした。しかし、ACL圏内は死守したい広島は前半39分に馬渡のゴールで1点差とし、後半6分に柴崎の同点ヘッドで試合を振り出しに戻した。
引き分けだとACL圏内に入ることが現実的でない札幌は都倉が後半16分に抜け出してシュートを狙うもGKに防がれる。その後もゴールが遠く、2-2で試合を終えた。
札幌はリーグ戦4位となったが、まだ可能性は残されている。同3位でACL出場権を得た鹿島が天皇杯で優勝した場合は、天皇杯優勝クラブとしてのACL出場権が優先されるため、札幌が繰り上がりでACLにプレーオフから出場できる。