イニエスタ“ビジャ歓迎”の祝砲 来季は“元バルサ・ライン”で神戸沸かせる
「明治安田生命J1、神戸3-2仙台」(1日、ノエビアスタジアム神戸)
J1神戸は今季最終戦でMFアンドレス・イニエスタ(33)がゴールを決めるなど、3-2で仙台を下した。
イニエスタが盛大に“ビジャ歓迎”の祝砲を放った。1-0の後半8分。左サイドでボールを受け、FW古橋とのワンツーで抜け出すと、右足ダイレクトで鮮やかにゴール右隅へ流し込んだ。
今季を締めくくる有終ゴールは8月15日の広島戦以来12試合ぶりとなる今季3得点目。「ゴールを決められて本当にうれしいし、それが勝ち点3につながればなおさら」と喜びをかみしめた。
ビジャの加入を受けては「神戸がやろうとしているサッカーを理解している選手なので多くをもたらしてくれる。神戸を高み持って行く目標のために重要なピースになる」と、かつての盟友との再会を歓迎した。
今夏に加入し公式戦6連敗も経験したが、最後は4戦不敗の10位で今季を終え「チームにとってもいい終わり方だった」とうなずいた。近日中にスペインへ帰国し、オフに入る。日本で2年目となる来季は、ビジャとの“元バルサ・ライン”で神戸を沸かせる。