J1札幌、MF稲本潤一と契約満了 復帰時の声援「一生忘れない」 3大会W杯
J1札幌が2日、元日本代表MFの稲本潤一(39)らと来季以降の契約を更新しないことを発表した。
稲本は運動量と守備力、攻撃力を併せ持ったMFとして10代から活躍。02年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南ア大会でW杯メンバー入りした。育成年代を過ごしたG大阪から、イングランドのアーセナル、フラム、ドイツのEフランクフルトなど、多くの海外のクラブを経て、Jリーグには10年、川崎に復帰。札幌には15年から所属していた。
クラブを通じて、「4年間ありがとうございました。ホームに関わらずアウェイにまでたくさんの声援でいつも僕たちを後押ししてくれて勇気づけられました」とサポーターに感謝した。「怪我で出られていない間はチームに迷惑をかけましたが、怪我から復帰して札幌ドームに帰ってきた時の声援は一生忘れないと思います」と思い出をつづった。
「まだまだ現役でやるつもりなのでどこかで会えれば声を掛けてください」と、現役への意欲も表している。
札幌は稲本のほかにも、FW内村圭宏、MFジュリーニョ、DF河合竜二、DF横山知伸、DF田中優大、DF菊地直哉、DF永坂勇人と契約を更新しないことを決めた。