ロスタイム19分の判断は間違い 小川審判委員長「本来なら3-2」清水-神戸戦
日本サッカー協会の審判委員会は17日、都内で説明会を開き、J1第33節の清水-神戸戦で4分と表示した後半ロスタイムを、負傷者が出るなどして19分超に延ばした柿沼亨主審の判断を誤りと結論づけた。
上川徹トップレフェリーグループシニアマネジャーが柿沼主審に競技規則の誤った解釈や、その後も反則行為の見逃しがあったことを認めた。試合を終わらせるべき時間を過ぎた後に清水が追いついて3-3としたが、小川佳実・審判委員長は「本来なら3-2で終わり、警告や規律面の対応も必要もなかった」と厳しく振り返った。