J1川崎の家長昭博が初のMVP「感謝したい」同一チーム3年連続選出は史上初
「2018Jリーグ・アウオーズ」(18日、横浜アリーナ)
サッカーJリーグの年間表彰式に当たる、Jリーグアウオーズが18日、横浜アリーナで行われ、最優秀選手賞(MVP)には、J1連覇を達成した川崎のMF家長昭博が選ばれた。
家長はG大阪の下部組織出身で、04年にトップチームとプロ契約。その後は大分、C大阪、スペイン1部・マジョルカ、韓国1部・蔚山、G大阪、大宮を経て、17年から川崎入り。今季はリーグ32戦に出場。得点数はチーム2位タイの6点にとどまったが、リーグ最多となった57得点を挙げたチームの攻撃をけん引した。
2016、18年にはリーグの優秀選手に選ばれていた家長だが、MVPは初受賞。ベストイレブンにも初選出された。川崎からは2016年の中村、17年の小林についで3人目のMVP選出で、同一チームから3年連続で選ばれるのは史上初となった。
家長は受賞スピーチに立ち、「こんばんは。川崎フロンターレの家長です。ちょっとこういう場でしゃべったことがないので、手短にいきたいと思います。このような名誉ある賞を、6得点7アシストという平々凡々の成績でもらって申し訳ないですが、光栄に思っています。日頃、感謝をあまり言えないので、この場で川崎の皆さんに感謝をしたいです。川崎の会社の皆さん、監督、チームスタッフ、チームメートに支えられてこの賞を受賞することができました。そして自分のサッカー人生を一番支えてくれたのは家族だったので、感謝したいです。ありがとうございます」とコメントした。