福西崇史氏 南葛SCの監督に就任

 サッカーの2002年日韓W杯、06年ドイツW杯日本代表MFで、サッカー解説者の福西崇史氏(42)が、来年1月から東京都社会人リーグ1部・南葛SCの監督に就任することが23日、明らかになった。2009年1月に現役引退を表明した福西氏がチームを率いるのは初めて。解説業などは引き続き務めていく。

 福西氏は今年8月、南葛SCの選手として約10年ぶりに現役に復帰した。11月3日には、関東リーグ2部への昇格をかけた関東社会人大会に出場。1回戦の与野蹴魂会(埼玉)戦に先発し、2-0の勝利に貢献したものの、同4日に行われた準々決勝では東邦チタニウム(神奈川)に0-1で敗れて昇格を逃した。

 チームから監督のオファーを受け、福西氏自身も昇格を逃した悔しさがあったことから、来シーズンは選手としてではなく監督として、まずは関東2部リーグへの昇格を目指すことを決意。福西氏は2016年に、日本代表やJリーグの監督を務めるために必要な指導者資格、日本サッカー協会公認のS級ライセンスを取得している。

 指揮を執る南葛SCは人気サッカー漫画「キャプテン翼」が深くかかわっている。チーム名は、キャプテン翼に登場するチームにちなんでおり、漫画の作者である高橋陽一氏が後援会の会長を務めている。福西氏が選手として復帰した際は、高橋氏からの熱烈なオファーがあったことが一因となった。今季は東京都リーグで16チーム中1位となった。

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