長友佑都、肺気胸手術で実感「健康でなければ何もできない」
トルコ1部ガラタサライの日本代表DF長友佑都が26日、都内で行われたロート製薬の「スポーツエールオフィサー(SYO)」就任会見に出席した。
SYOは、ロート製薬の従業員に健康的なライフスタイルを定着させるため、同社が設置した役職。長友は、2カ月前に試合中のアクシデントから肺気胸を患い、手術をした体験を引き合いに「ドクターからは死んでいてもおかしくないとまで言われて、健康でなければ何もできないんだなと実感しています」と健康の重要性を強調。日頃からヨガなどにコンディション維持や、専属シェフによる栄養的サポートを受けるなど、さまざまな取り組んでいるだけに「運動や食事にこだわってやってきているので、アスリート以外の人にも情報発信をしていきたい」と話した。
就任会見後には、同社の山田会長と共に、スポーツ庁の鈴木大地長官を表敬訪問。鈴木長官とは、ロシアW杯で日本代表がベースキャンプとして利用したカザンを視察して以来の再開となり「お久しぶりです」と固い握手を交わした。ソウル五輪で金メダルを獲得している鈴木長官だけに「今日も思いましたが、体がゴツいですよね。良い体をしていて、現役引退後もトレーニングしているんだなと思いました」と印象を語った。
鈴木長官からは、来年1月に開幕するアジア杯(UAE)に向けてのエールももらい「日本人としてのプライドを持って、必ず優勝したい」と話していた。