鹿島DF昌子源、フランス1部トゥールーズへ完全移籍

 鹿島アントラーズDF昌子源が、フランス1部リーグのトゥールーズへ完全移籍することが29日、同クラブから発表された。クラブ間の基本合意に達し、今後はフランスでメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定となっている。

 昌子は「8年間ありがとうございました!8年で6つのタイトルを取らせて頂き、鹿島では少ないかもしれませんが、皆さんと共にタイトルを取れたこと誇りに思います」とファンに感謝した。さらに「W杯後、海外クラブからオファーをもらい、移籍するかとても悩みました。鹿島のタイトルのため、特にACLを取るために一度はこのクラブに残ると決めました。しかし、再びオファーをもらい、海外で自分の力を試したい、サッカー選手としてもっと成長したいと強く思いました」と吐露。移籍については内田や遠藤に背中を押してもらったことを明かし「その中でも、小笠原キャプテンに相談をした時、『お前が活躍して勝ち取ったオファーだろ!誰になんて言われようと、行きたいなら迷わず行け!!』と言われ、この言葉で勝負しようと決めました」と明かした。

 昌子は11年に鹿島入団。14年、日本代表にも初招集し、15年に代表デビュー。18年のコロンビア代表戦でワールドカップ初出場を果たした。

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