“起業家”イニエスタ、日本でアイデア熟成 スペイン紙に明かす
J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、日本で“起業家”としてもレベルアップを目指している。このたび同選手はシューズブランドを立ち上げたが、そのアイデアを発展させたのはJリーグ参戦の後だったという。バルセロナ拠点のスポーツ紙スポルトとのインタビューで2日までに明かした。
イニエスタは友人とのグループで靴ブランド「ミカクス」(Mikakus)を立ち上げた。出身地でのワイン製造に続くプロジェクトについて同選手は「始まったばかりで希望を持ってやっている。サッカーのほかで進めている僕の好きなプロジェクトで、気持ちの高まりがある」と説明する。
日本にプレーの場を移したことによる起業家としてのメリットについて「考える時間ができる。ここバルセロナでも同じくらい時間はあるけど、(日本では)リラックスできる。バルサでは単にプレーするだけではない。世界最高のクラブにいることでプレッシャーや緊迫感があり、あらゆる面で消耗が大きい。日本はまた別。緊張感もプレッシャーもあるけど、もっと健康的なもの」と語っている。