前回王者の前橋育英が辛勝発進…山田監督「全部が厳しかった」

 「全国高校サッカー選手権・2回戦、前橋育英2-0宇和島東」(2日、浦和駒場スタジアム)

 2回戦16試合が行われ、2連覇を狙う前橋育英(群馬)は宇和島東(愛媛)を2-0で下し、3回戦に進んだ。前回大会準優勝の流通経大柏(千葉)は徳島市立に2-1で逆転勝ち。帝京長岡(新潟)は旭川実(北海道)戦で19人ずつが蹴ったPK戦を17-16で制した。星稜(石川)は前回8強の明秀学園日立(茨城)に終了間際のゴールで1-0と競り勝ち、初出場の瀬戸内(広島)は東京都市大塩尻(長野)に1-0で勝った。

 前回王者が苦しみながら発進した。2-0のスコアが示すほどの快勝ではなく、動きに硬さのあった選手に笑みは少ない。数々のJリーガーを送り出し、百戦錬磨の山田監督は「良くなかった。全部が厳しかった」と率直に言った。守りを固めず、真っ向勝負で挑んできた宇和島東のプレッシャーに手を焼いた。前回決勝で決勝点をマークし、J1松本へ進むFW榎本は「ひどい試合をしてしまった」と反省を口にした。

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