川口能活さん「特別な選手」“戦友”楢崎正剛の引退を惜しむ
サッカーのJ1名古屋は8日、今季限りでの退団が濃厚だったGK楢崎正剛(42)が現役を引退すると発表した。横浜Fで4年、名古屋で20年間プレーし、J1史上最多631試合に出場したレジェンド守護神。日本代表として1998年のW杯フランス大会から4大会連続出場を果たした巨星が、24年間の現役生活にピリオドを打った。11日に会見する。
昨年11月に現役引退を表明した川口能活さんは「僕にとって特別な選手。ライバルという言葉では言い表せないほど多くの試合、大会、時をともにした」と自身のフェイスブックで戦友の引退を惜しんだ。W杯では98年フランス大会で川口さん、02年日韓大会は楢崎、06年ドイツ大会は川口さんがゴールを守った。川口さんは「切磋琢磨(せっさたくま)し、お互いが成長できた。僕のサッカー人生で楢崎正剛という素晴らしいゴールキーパーと出会うことができて幸せだった」と感謝した。