C大阪加入のメンデスが来日 元U20ブラジル代表「セレッソの歴史の一部に」
J1C大阪に加入する元U-20ブラジル代表FWブルーノ・ペレイラ・メンデス(24)とアルゼンチン人MFレアンドロ・ルイス・デサバト(28)が9日、関西空港着の航空機で来日した。
家族とともに日本に降り立ったメンデスは長旅の疲れも見せず「非常に楽しみにしている。早くセレッソのユニホームを着て活躍したい。セレッソの歴史の一部になりたい」と笑顔で意欲を語った。今後はメディカルチェックを経て、近日中に正式契約に至る。
サンパウロ州クルゼイロ出身のメンデスは17歳でブラジル2部グアラニからプロデビューした。12年にはU-20ブラジル代表に選出され、ウルグアイやポルトガルでもプレーした経験を持つ。身長184センチの右利きで昨季はグアラニでリーグ戦25試合7得点を挙げた。「(ペナルティー)ボックス内で戦う選手。遠めからの強いシュートも打てる9番(ストライカー)」と自身の特長を説明したメンデスは「(得点数など)数字は計算していない。チームが勝つことが一番大事で、一生懸命やっていく中で自然とゴールも生まれる」と新たな挑戦が待ち切れないように話した。
C大阪は元日本代表FW杉本健勇(26)が浦和に流出したものの札幌からFW都倉賢(32)を獲得。メンデスと合わせて前線の選手層に厚みを持たせる。大熊清チーム統括部長(54)は「海外での経験もあり、ハードワークできる。運動量もあり守備もできるので日本に合う」と期待を寄せた。