J1鳥栖、スペイン2部から選手補強か 地元紙が報じる
スペイン2部リーグ、レウスのMFイサック・クエンカがJ1鳥栖から獲得オファーを受けているという。9日までにスペインのアス紙が伝えており、同選手は近く自身の去就を明らかにするとみられる。
現地報道によると、同選手の第一希望は自身の出身地でもあるレウスでのプレー継続。もっとも同チームは経営状態の悪化で給料未払いが続いており、クラブ消滅の危機に瀕している。状況が変わらなければ日本行きに踏み切る可能性も少なくないとみられる。
鳥栖の新監督に就任するルイス・カレーラス・フェレール氏の要請により進められている話とされ、実現すれば元スペイン代表のFWフェルナンドトーレスとプレーすることになる。
クエンカはバルセロナ南部の街、レウス出身の27歳。バルセロナ下部組織出身のサイドアタッカーで、トップチームでも公式戦30試合に出場し、4ゴール6アシストを記録している。その後アヤックス(オランダ)やスペイン国内ではデポルティーボ、グラナダ、他国ではトルコやイスラエルのチームにも所属してきた。