流通経大柏は自然体 青森山田の“飛び道具”対策も万全
「全国高校サッカー選手権大会・決勝、青森山田-流通経大柏」(14日、埼玉スタジアム)
2大会ぶり2度目の優勝を狙う青森山田と11大会ぶり2度目の頂点を目指す流通経大柏(千葉)の決勝は14日、埼玉スタジアムで行われる。両校は13日、各地で最終調整を行った。
準決勝から中1日での決勝とあって、流通経大柏は約1時間半と軽めの調整。選手権常連で優勝経験もあるからか、前回の準VメンバーでもあるDF関川郁万(3年)も「(優勝できなかった)先輩の分までという思いもあるけど、自分たちの代で優勝したいという思いが強い」と話したが変な気負いは感じられず、自然体だった。
ただ、相手のセットプレー時を想定した守備練習では勝敗を染め分ける鍵でもあり、自然と熱を帯びる。相手の“飛び道具”ロングスロー対策にも余念がなかった。高円宮杯プレミアリーグでは1分け1敗と分が悪いが、選手権決勝という大舞台で借りを返し、前回大会の雪辱も果たす。