青森山田が逆転で2大会ぶり2度目の優勝 檀崎2得点!途中出場・小松がダメ押し弾
「全国高校サッカー選手権・決勝、青森山田3-1流通経大柏」(14日、埼玉スタジアム)
青森山田が逆転で2大会ぶり2度目の優勝を決めた。
前半32分、流通経大柏のDF関川郁万(3年、J1鹿島内定)が右CKからヘディングをたたき込み、先制した。
しかし、青森山田は同40分、後方からの縦パスに守備ラインの裏をついて右サイドを抜け出したFW佐々木銀士(3年)から、グラウンダーで逆サイドのFW檀崎竜孔(だんざき・りく、3年、J1札幌内定)へ。しっかりと枠内に蹴り込み、同点とした。
そして、後半18分、檀崎が右サイドを突破したMFバスケスバイロンからのグラウンダーのパスをエリア内でゴール右隅に蹴り込み勝ち越し。同43分には途中出場のFW小松慧(3年)がハーフウェーライン付近からのパスに抜け出してGK松原との1対1を冷静に決めた。
優勝後の場内インタビューに青森山田の黒田剛監督は「2回目(の優勝)が果たしてできるのかいろいろと複雑な気持ちもありましたけども、今年の3年生はやんちゃではありましたけど、本当に1つにまとまってよくここまでやってくれたと思います。感謝しています」と教え子をたたえた。
同点、そして決勝点となるゴールを決めた檀崎は「本当に仲間がつないでくれたボールをあとは自分が押し込むだけだったので。本当に仲間に感謝したいです。自分としても2回目の日本一ということで本当にうれしく思います」と力強く喜びを語った。