森保監督 無失点勝利で選手たたえる「集中切らさずやってくれた」

 「アジア杯・準々決勝、日本1-0ベトナム」(24日、ドバイ)

 日本が後半12分にMF堂安律(フローニンゲン)がPKを決めて得た1点を守り切り、優勝した11年カタール大会以来となる2大会ぶりのベスト4進出を決めた。前半にはDF吉田麻也(サウサンプトン)の先制ゴールがVAR(ビデオアシスタントレフェリー)により取り消されるシーンもあったが、堂安のPKはVARによる確認で得たもの。VARに“泣き笑い”した試合となった。

 1点を守り切っての勝利に森保一監督は試合後のインタビューで「ベトナムが辛抱強く戦えるチームだと分かっていたので、厳しい試合になるとは分かっていたが、選手が試合を通して集中切らさず戦ってくれてよかった。カウンターで危ないシーンがありましたけどみんなで失点0に抑えられたことはよかった」と選手をたたえた。

 中国-イランの勝者と対戦する28日の準決勝に向けては「これまでも一戦、一戦目の前の試合に向けて準備してきましたし、一戦、一戦へ成長しながら戦っていこうといってきたので次の試合でもやっていければ」と意気込みを語った。

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