森保ジャパン3・22コロンビア戦 6月南米選手権前にガチの“因縁決着戦”

日本代表・森保監督
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 日本サッカー協会は24日、3月に行う日本代表国際親善試合2試合の対戦相手を発表した。22日に横浜・日産スタジアムでコロンビア代表(世界ランキング12位)と、26日にノエビアスタジアム神戸でボリビア代表(同59位)と対戦する。コロンビアとはW杯で2大会連続で1次リーグで対戦。14年ブラジル大会では敗れ、昨年のロシア大会では勝利した。6月に南米選手権を控えており、単なる親善試合以上の本気度で臨む一戦は、両者にとって決着戦となる。

 W杯の舞台で辛酸をなめ、美酒も味わった宿敵と再び相まみえる。世界ランキング12位のコロンビア。日本代表と因縁浅からぬ南米の強豪との一戦は、単なる親善試合の枠に収まらぬ、真剣勝負の場となること間違いない。

 まだ記憶に新しい、昨年6月のW杯ロシア大会初戦。事件は開始3分に起こった。MF香川の放った強烈なシュートを手で阻止したMFのC・サンチェスが一発退場。香川がPKを決めて先制した日本は数的優位で戦う有利な状況の中、前半終了間際に追い付かれはしたが、後半28分にFW大迫が勝ち越しゴールを決めて2-1で勝利。決勝トーナメント進出に向けて貴重な勝ち点3を手にした。

 その4年前には、絶望の淵にたたき落とされた。14年W杯ブラジル大会では1次リーグ最終戦で対戦。日本は1-4の完敗を喫し、逆に決勝トーナメント進出を絶たれていた。

 日本にとって3月の南米勢との連戦は、森保監督が「本気の南米を相手にした経験が積める」と意気込む6月の南米選手権(ブラジル)に向けた準備に他ならない。同大会に出場するコロンビア、ボリビアにとってもW杯に次ぐ大会を控えて、本気度の高い調整試合となる。

 日本時間25日午前7時半の組み合わせ抽選次第では1次リーグで同組になる可能性もある。まずはコロンビアとの「決着戦」を、南米選手権の試金石とする。

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