24歳南野&20歳堂安 真価問われるイラン戦へ決意

 「アジア杯・準決勝、日本-イラン」(28日、アルアイン)

 2大会ぶり5度目のアジア杯優勝を目指すサッカー日本代表は、決勝進出をかけて28日に準決勝・イラン戦(アルアイン)に臨む。

 次世代を担う2人の若武者にとって、イラン戦は真価が問われる一戦となる。24歳のMF南野と20歳の堂安は、昨夏に森保体制が発足して以降、特長を生かして結果を残して主力に定着。アジア杯メンバーも勝ち取った。

 だが、今大会は苦闘が続く。新体制発足以降、4戦連続得点を挙げた南野は無得点。堂安はPKを含む2得点も、持ち前の強気な突破で好機を演出する機会が少ない。相手DFを引きつけるMF中島(ポルティモネンセ)が大会前に離脱した影響は大きいが、これまで2人が放った輝きを考えれば、不完全燃焼の試合が続いている。

 「目指しているものはもっと高い」と堂安が語れば、南野も「チームが勝つのが一番だが、やってやろうという思いは常に持っている」。さらなる成長の糧を得るためにも、アジア最強の敵に全力でぶつかる。

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