森保監督、選手に“カズ魂”継承求める 92年アジア杯イラン戦で決勝ゴール
「アジア杯・準決勝、日本-イラン」(28日、アルアイン)
2大会ぶり5度目のアジア杯優勝を目指すサッカー日本代表は、決勝進出をかけて28日に準決勝・イラン戦(アルアイン)に臨む。
森保一監督(50)が選手たちに“カズ魂”の継承を求めた。指揮官は27日に試合会場で行われた公式会見に出席。選手時代に出場し、優勝した92年のアジア杯・イラン戦に関しての思い出を語った。
1次リーグ第3戦で対決し、指揮官もボランチでフル出場。終了間際にFW三浦知良(現J2横浜FC)が決勝点をたたき込み、1-0で勝利した。試合後にはカズから「魂込めました、足に」という名言が生まれた名勝負で、森保監督も「カズさんのゴールシーンを鮮明に思い出しました」と語った。
アジア杯の初優勝につながった熱戦で「あの時と今の日本サッカーは大きく違うが、同じなのは、チームの雰囲気。絆を持って支え合って、みんなで戦っていくこと」。カズのゴールについても「そういう戦いを明日もできるように、選手にはファイトしてほしい」とプレーに魂を込めることを求めた。