元サッカー日本代表が45歳で「eスポーツ」に挑戦 前園も期待
サッカー元日本代表の西田吉洋氏が27日、TBS系「消えた天才」に出演。45歳の現在は「eスポーツ」の競技者を目指していることを明かした。
南宇和時代は得点王に輝く活躍で、チームも全国制覇。注目を浴び、卒業後はサンフレッチェ広島に入団した。3年目に三浦知良や中田英寿もいた日本代表候補にも選出。だが結局、日本代表では1試合も出場できず、Jリーグでも9年間で通算6得点に終わった。
自己主張が強く、先輩や首脳陣ともたびたび衝突。9年間で5チームを渡り歩いた。「自分が悪いと思う。高校時代に得点王になって、かなり天狗になりましたね」。
30歳で引退後はビリヤードにのめり込み、開始から3年でプロ選手に転身。だが、現実は厳しく、活躍できずに2年で引退した。その後は、結婚もしていたことからサラリーマンに転身したが、再び勝負の世界を目指すことを決断。コンピューターゲームで競う「eスポーツ」への挑戦を“第3の人生”に選んだ。
世界の競技人口は1億人以上。数千万円を稼ぐ強者もいるという世界だが、競争は激しい。それでも、西田は「目標に向かってぶれずにやれば何事も必ず達成できる自信はあります」と、強気。ヴェルディ川崎時代、一緒にプレーした経験もあるタレント・前園真聖は「表情や目を見た時、目標を持ってやってやる感じ。もしかしたらまた、やるんじゃないかなと思います」と、エールを送っていた。