日本代表GK権田修一がポルトガルのポルティモネンセ移籍

 J1鳥栖は29日、現在アジアカップに出場中の日本代表GK権田修一(29)がポルトガル1部のポルティモネンセに完全移籍することが決まったと発表した。

 FC東京の下部組織出身の権田は07年にFC東京のトップチームに登録された。16年に本田圭佑が実質的なオーナーを務めるオーストリアのSVホルンへ期限付き移籍。17年に欧州から帰国したタイミングで鳥栖へ移籍した。17年は33試合、18年は全34試合に出場し、鳥栖の守護神として活躍した。また、ポルティモネンセには日本の中島翔哉が所属している。

 日本代表としては、各年代別代表を経験。12年ロンドン五輪代表も務め、ベスト4進出に貢献した。2014年ブラジルW杯メンバーにも入ったが出場はなかった。

 権田は鳥栖を通じ、「サガン鳥栖での2年間、皆さんには常勝という最高のファンサービスはできませんでした。それでもみなさんが最高の応援をしてくれた事、本当に感謝しています」とサポーターへの思いをつづった。「サガン鳥栖は地方クラブです!その事実は一生変わりません。街の人口が少なくても1人1人が心の底から声を出し、サガン鳥栖を愛する気持ちを持てば密度の濃い強い砂岩ができあがると思います」と呼びかけた。

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