カズ、日本代表のアジア杯制覇に太鼓判 カタールより「日本の方が上」
J2横浜FCのFW三浦知良(51)が31日、横浜市内のグラウンドでチームに合流した。現在、UAEでのアジア杯で、2月1日にカタールとの決勝を戦う日本代表に対しては「力で言ったら絶対、日本の方が上だと思います」と太鼓判を押した。
92年の日本で開催されたアジア杯で優勝を経験しているカズ。こうした大会での強いチームの特徴として、「W杯もそうですけど、W杯に出る強豪国は必ずグループで苦労していますけど、だんだんだんだん調子を上げていって、決勝リーグに入っていって上に行けば行くほど良くなっていくというのが、強豪国の強みだと思います」と語った。
その上で、「若い選手も多いですけど、素晴らしいリーダーが存在として大きいんじゃないかと思いますね」と分析。「若いディフェンスの冨安君も堂々とできるというのは、あれだけの吉田と長友というすごい2人がいる安心感で、彼の能力がもっと引き出されて。いいリーダーがいるというのは大きいと思うし。若い人たちがその分、思い切り自由にやれているのがいいんじゃないですか。いいバランスなんじゃないですか」と評した。
代表選手としてチームメートだった森保一監督についても「森保…監督か。落ち着きっていうのがいいですよね。感情が表に出なく、落ち着いた感じが見ていて安心感を与えてくれるし、選手にとっても監督の落ち着いた表情というのが、ピンチの時も変わらない顔つきがいいんじゃないですかね」と頼もしく見守っている。
決勝戦へ向けては「カタールもUAEに4-0で勝って上に上がってきているので」とした上で、「力で言ったら絶対、日本の方が上だと思いますので。アジアカップを持って帰ってきてほしいと思います」とエールを送った。
自身の練習は、この日は別メニューで行ったが、2月1日からの日南キャンプへ向けては「合流したいなと思っていますので、どんどんチームの中でボールをつかった対人プレー、そういうところまでやっていきたいと思います」と前向きにプロ34年目のシーズンを見据えた。