神戸 ビジャ、イニエスタ、ポドルスキそろい踏みも完敗
「プレシーズンマッチ、ロサンゼルスFC4-1神戸」(31日、ロサンゼルス)
米メジャーリーグサッカー(MLS)で昨季西地区3位だったロサンゼルスFCに完敗を喫した。先発出場した元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)は無得点に終わった。
前半はC大阪から加入した元日本代表MF山口蛍(28)が中盤の底で安定感を発揮。元スペイン代表MFイニエスタ(34)や元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(33)を高い位置に押し出し、神戸がペースを握った。前半21、24分にはビジャが立て続けにシュートを放ったがゴールには至らなかった。ロサンゼルスFCは前半33分に元メキシコ代表FWカルロス・ベラ(29)が左足で鮮やかに先制点を奪うと、同44分にも右サイドを突破して2点目を挙げた。
神戸は後半に入ると外国人選手3人を除き大幅にメンバーを入れ替えた。後半27分にFKから元清水のDFデヤン・ヤコビッチ(33)に頭で決められ0-3とされたが、同36分にG大阪から加入したDF初瀬亮(21)が“移籍初ゴール”となる直接FKを決めた。だが同42分に鹿島から加入したDF西大伍(31)のパスミスから失点した。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキ、山口、三田らが揃った前半は攻撃面で好連係を見せたが、計4失点を喫した守備面には大きな課題を残した。
神戸の先発メンバーは以下の通り
GK 1前川黛也
DF 32橋本和、2那須大亮、3渡部博文、34藤谷壮
MF 5山口蛍、14三田啓貴、8イニエスタ、
FW 21田中順也、10ポドルスキ、7ダビド・ビジャ