「アジア杯・決勝、日本－カタール」（１日、アブダビ）

　アジアサッカー連盟が、国籍問題からカタール代表としての資格を問われていたＦＷアリら２選手について、ＵＡＥ協会の主張を退ける旨の発表を公式ツイッターなどで行った。

　カタールのＦＷアリは先発メンバーに名を連ねた。アリは今大会８得点と得点王をひた走っている。アリはルーツをスーダンに持つ。カタール代表としてプレーするには規定を満たしていないのではないかと準決勝で対戦したＵＡＥのサッカー協会から指摘されていた。

　ＡＦＣは公式ツイッターなどで、「ＵＡＥサッカー協会に申し立てられていたカタール代表２選手の出場資格についての抗議を棄却した」ことを、ＡＦＣの規律・倫理委員会が決めたことを明らかにした。

　アリは１次リーグレバノン戦で１得点、北朝鮮戦は４得点、サウジアラビアは２得点と７得点の荒稼ぎ。決勝トーナメント１回戦のサウジアラビア戦、準々決勝のイラク戦は無得点だったが、ＵＡＥとの準決勝ではチームの２点目となるゴールを挙げて４－０の勝利に貢献した。

　以下、カタールの先発メンバー。　▽ＧＫ　１シーブ　▽ＤＦ　２コレイア、３Ａ・ハッサン、４サルマン、１５ラウィ、２３マディボ　▽ＭＦ　６ハティム、１６フーヒ　▽ＦＷ　１０ハイドス、１１Ａｋ・アフィフ、１９アリ（ポジションは登録上のもの）