アル・ドハイルへ移籍の中島翔哉「自分の意思で決めたこと」ブログに思いつづる

 サッカー日本代表のMF中島翔哉(24)が4日、自身のブログを更新し、カタール1部リーグ、アル・ドハイルへの移籍を報告した。中島は17年夏にJ1のFC東京からポルトガル1部のポルティモネンセ入り。移籍1年目は10ゴールを挙げ、今季もシーズン前半で5得点した。

 中島は「この度、ポルティモネンセSCからカタールのアル・ドゥハイルへ移籍することになりました」と報告した上で、自らの思いを「今回の移籍に関しての事実や僕自身の思いをここで皆さんと共有できればと思います」と長文で説明した。

 移籍については「自分の意思で決めました」とし、1年半プレーしたポルティモネンセに対して「加入当初から僕に対して常に家族のように接してくれましたし、初めての海外クラブでのプレーでしたが、ストレスなく本当に楽しくサッカーをすることができました」と感謝。

 カタールという新天地については、「僕が移籍する時に大切にしていることは、お金や名声、リーグのレベルやチームの知名度ではなく、一般的な知名度やレベルを一度忘れて、自分の目で見て、自分の中でそのチームの強さを決め、自分のプレースタイルに合っているかどうかを見極めることです。なぜなら、強いチームやとても有名なチームであってもその時の自分に合っていなければ意味がないですし、チームやリーグのステップアップが必ずしも自分にとってのステップアップになるわけではないと思っているからです」と自身の決断理由を説明した。

 さらに「そしてもうひとつは、移籍先のチームが今の自分にとって一番楽しそうだなと思えるプレースタイルであり、普段の生活でも楽しいと感じる環境であることです」と移籍を決めるまでに2度、現地を訪れたことも明かした。

 私生活についても「サッカーの面ではもちろんとても楽しそうだと思いましたし、カタールでも僕の奥さんとわんちゃんたちと不安なく幸せに楽しく暮らせると確信しています」とし、「自分の意思で決めたことに対して後悔はしません。そして、これからも必ず自分の中のサッカーのレベルを上げて行こうと思っています」とさらなる飛躍を誓った。

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