中島、カタール移籍は「自分の意思」 移籍金ヒデ超え日本選手史上最高額の44億円
サッカーのカタール1部アルドハイルは3日、ポルトガル1部ポルティモネンセからMF中島翔哉(24)を獲得したと発表した。欧州の報道によると移籍金は3500万ユーロ(約43億7500万円)で、日本選手としては2001年にMF中田英寿がローマからパルマ(ともにイタリア)に移籍した際の約32億円を上回る史上最高額とみられる。中島は公式ブログで新天地に懸ける思いを明かした。
アルドハイル入りが正式発表された後、中島は自身の公式ブログを更新し、ありのままの思いを記した。欧州のビッグクラブではなくカタールのクラブへの移籍について「自分の意思で決めました」と強調。その上で「僕はCL等の大会自体には大きなこだわりはありません。それよりも自分に合っていることや自分自身が魅力を感じるようなチームでプレーすることの方がより重要だと思っています」とつづった。
移籍金約44億円は中田英寿の約32億円を上回る日本選手最高額。クラブ側の期待は高い。一方で背後には、カタールの投資ファンドが所有する強豪パリ・サンジェルマン(フランス)の存在があるとの見方もある。つながりのあるクラブを経由して規約に抵触しない範囲で移籍金を再設定するか、期限付きで獲得する可能性が指摘されている。
そんな周囲の視線にも動じない。「これからもとにかくサッカーを楽しんで、より良いサッカーを見せていけるように頑張ります!!」と決意表明。森保ジャパンの中核も担うドリブラーは己の信じた道を突き進み、もっともっと大きくなる。