神戸の19歳MF郷家友太 今季ノルマは5得点5アシスト
J1神戸は12日、沖縄県金武町で2次キャンプ3日目の練習を行い、プロ2年目を迎えるU-19日本代表MF郷家友太(19)は「最低限のノルマ」としてリーグ戦5得点5アシストを掲げた。
昨季はリーグ戦で22試合2得点。高卒1年目としては上々の数字だが「結果がついてこなかった。これくらいしかやれないのか」とプロのレベルを痛感した。中盤を主戦場としながらも、青森山田高時代の17年には高円宮杯プレミアリーグで得点王(9得点)を獲得していただけに「好きだった得点やアシストができない悔しさがあった」と振り返った。
戦術練習では主力組の左FWに入り、今季加入した元スペイン代表FWビジャ、同MFイニエスタらとの連係を磨いた。元ドイツ代表FWポドルスキも含めた世界的名手3人とプレーする機会に恵まれているが「貪欲に仕掛けて、3人に負けない存在感を見せたい」と意気込みを示した。
1999年生まれで今年はU-20W杯(5月23日~6月15日、ポーランド)、来年には東京五輪を控えており、「より数字を求められる1、2年になる」と自覚をにじませた。「達成感を味わいたい」と渇望する19歳は、さらなる高みを見据え新たなシーズンに臨む。