田嶋会長がゲキ ACL3連覇へ「Jクラブ一丸でタイトル死守して」川崎らが出場

 日本サッカー協会とJリーグは13日、都内のJFAハウス内で3月に開幕するアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場クラブを対象としたミーティングを開いた。今季はJ王者の川崎、天皇杯優勝の浦和が本戦となる1次リーグから、J1で2位の広島と同3位の鹿島が本戦出場を欠けたプレーオフ(2月19日)を戦う。

 日本協会の田嶋会長は、日本が準優勝したアジア杯を引き合いに「多くの国が台頭している。Jクラブが一丸となってタイトルを死守して欲しい」。Jリーグの村井チェアマンは、出場クラブの大会成績などをポイント化して、アジアサッカー連盟(AFC)が出場枠を決定することを説明した上で「4チームすべてが1次リーグを1位で突破し、その上で優勝を狙っていって欲しい」。リーグとして人材派遣や資金援助、日程調整などで出場クラブを後押ししていることにもふれて「Jリーグ勢として3連覇を狙いたい」と語った。

 出場する各クラブの代表もそれぞれ意気込みを語った。昨季、悲願のACLタイトルを獲得した鹿島の庄野社長は「連覇を狙って戦いたい」、J1覇者の川崎・藁科社長は「3年連続のACLとなるが、満足できる成績が残せていない。今年にかける意気込みは強い。国内外すべてのタイトルを狙っていく」。浦和の立花社長は「3度目のチャンピオンを目指して準備を進めている。期待に応えたい」と語り、広島・山本社長は「過去の最高成績(14年の16強)をまずは突破したい。地方クラブの雄としての責任を持って戦いたい」と話した。

 一昨年の浦和、昨年の鹿島に続く、Jリーグ勢としての3連覇に向けた戦いが始まる。

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