“さん”づけで愛された男、比嘉祐介が29歳で現役引退を発表 中村俊輔にエールも
J2東京Vが14日、DF比嘉祐介(29)の現役引退を発表した。ロンドン五輪世代にあたり、2011年のユニバーシアード優勝などを経験した。
比嘉は沖縄県出身で流経大柏、流経大を経て横浜Mに12年に加入。J1リーグ戦は2試合出場無得点、J2リーグ戦は35試合1得点を記録した。16年から2年間千葉で、昨季は東京Vでプレーした。
比嘉は「2018年をもって現役を引退することを決めました」と東京Vを通じて報告した。「サッカーを始めてちょうど20年くらいですが、生活からサッカーを離れることはこの20年間なかったので不安もありますが、これからの第二の人生が長いので頑張って行きたいと思います」とつづった。
プロ生活は7年間と長くはなかったが、「すごく楽しかったし、良い思い出しかありません。プレーする場を与えてくれた横浜F・マリノス、京都サンガF.C、ジェフユナイテッド千葉、東京ヴェルディで関わった皆さん、そしていつも応援してくれたサポーターのみなさん、本当にありがとうございました」と関係各位に感謝した。
明るいキャラクターでも知られ、「スタジアムで見かけたら『GA-HI-」でも『比嘉さん』でもいいので、声をかけてくれたら嬉しいです。サッカー3150(最高)!」と呼び掛けた。さらに「あっ、しゅんさん(中村俊輔選手)いつ引退するか分からないですけど、絶対呼んでね!応援しています!」と大先輩へのエールも添えた。