本田圭佑 12戦ぶり先発で同点アシスト「狙い通り裏に飛び出してくれていた」
「オーストラリア・Aリーグ、メルボルン・ビクトリー1-1メルボルン・シティ」(23日、メルボルン)
MF本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリーはメルボルン・シティとのダービーマッチに12試合ぶりに先発出場し、後半5分に同点アシスト。後半32分で退いたが、チームに貢献した。本田の有料メールマガジン「CHANGE THE WORLD」によるインタビューには「狙い通り裏に飛び出してくれた」など、手応えのあるプレーだったと振り返った(本田のコメントは引用が許可されたものを使用しています)。
ここ2試合は途中出場で出場、PKによる得点(今季6点目)と徐々に存在感を示していた本田は昨年12月14日のブリスベン・ロアー戦以来となる先発を果たした。試合は前半15分に、味方選手が自陣エリア内で相手選手へのファウルを犯しPKを献上、2度目の警告で退場。さらに同16分にこのPKをマクラーレンに決められるという最悪のスタートを切った。
本田は後半5分にパスを受けると、素早く前方へスルーパス。FWコスタ・バルバルセスが追いつき、シュートを決めた。本田は「狙い通りの受けのタイミングで、狙い通り裏に飛び出してくれていた」とお互いの意図が合致したプレーだった様子のコメント。「ちょっとパスが強かったかなという印象があるけど、もうあれしかないと思っていたんで。引き分けを狙うなら。あの状況はコスタを生かすしかなかったんで。CSKAで言ったらムサみたいなタイプ。それが今日の戦術でしたね」と振り返った。
右太もも裏の負傷から、順調にチームの流れに入れているようにも見える。コンディションについては「いやあ、コンディション的にはフルは行けましたけどね。でも最初から交代することが、決まっていたみたいなんで」。ACL出場に伴う日本遠征などを含む3月については「過密日程は問題ないんで、しっかりコンディションを整えて行きたいと思います」と語った。