ほぼハットトリックのスアレス「望んでいた試合になった」バルサ決勝進出
「スペイン国王杯・準決勝第2戦、Rマドリード0-3バルセロナ」(27日、マドリード)
サッカーウルグアイ代表FWルイス・スアレス(32)が、ピッチ外でも常に一緒に過ごしている親友で、バルセロナの看板選手FWメッシから主役の座を取って替わる活躍。2戦合計1-4となり、バルセロナの6年連続でのカップ戦決勝進出に大きく貢献した。
後半5分、左FWデンベレのパスから先制点。23分には同じくデンベレからのクロスに飛び込み、マークに付いていたDFバランが先に触るもボール処理しきれずオウンゴールとなる。続いて28分に自身がPKを得ると、本来のキッカーであるメッシから役目を譲り受けて冷静に決めた。2ゴールにオウンゴール誘発で全得点に絡んだ。
「1点取れば相手が攻めにかかり背後にスペースができると分かっていた。望んでいた試合になった。僕らは今シーズン当初に掲げていた目標の一つを達成した」とスアレス。前半は守勢に回る場面が多かったが「このクラスの試合になれば誰もが全力で戦う。僕らは一つのチームで、世界最高の選手たちがいる」と胸を張った。