J1神戸ダンクレー、Fトーレス封じ任せろ 新戦力DF加入即先発へ
J1神戸は1日、ホーム開幕戦となる鳥栖戦(2日、ノエスタ)に向けて神戸市内で最終調整を行い、新加入のブラジル人DFダンクレー(27)が先発出場する可能性が高まった。この日、Jリーグから追加登録が認められた大型センターバック(CB)は「チームのために持っているものを出したい」と意欲的に語った。
非公開練習では主に主力組の左CBでプレーしたとみられ、限られた時間でDF大崎らとの連係を磨いた。ポルトガル1部で開幕した昨年9月からプレーを続けており、コンデションに問題はないという。リージョ監督も「自分が見た限りは良い状態にあるし、チームを助ける準備はできている」と、起用に前向きな姿勢を示した。
最終ラインの補強を託されるダンクレーだが「僕一人で救世主のような仕事はできない。チーム全員が闘う姿勢を見せないといけない」と、闘争心の必要性を説いた。鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレスに対して「彼の質、特長はしっかりつかんでいる。気持ち良くプレーさせない」。相手エースを封殺し、新たな本拠地に今季初勝利をもたらす。