J1札幌ペトロビッチ監督、古巣浦和に勝利し、選手を称賛

前半、2点目のゴールを決め喜ぶ札幌・鈴木(中央)=埼玉スタジアム
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 「明治安田生命J1、浦和0-2札幌」(2日、埼玉スタジアム)

 昨季、クラブ史上最高となる4位と躍進した札幌は、敵地で浦和と対戦して2-0で勝利した。前半2分にFW鈴木武蔵が先制点を決めると、同27分に再び鈴木が加点。この2点を守り切り、今季初勝利を挙げた。敗れた浦和はホーム開幕戦を飾れず。開幕前のゼロックス杯を含め、公式戦3戦連続で無得点となった。

 かつてのホームで見せた会心の勝利に、札幌・ペトロビッチ監督の笑いは止まらなかった。前半の45分間は攻守共に相手を圧倒。ペースダウンした後半こそ無得点だったが、相手にほとんどチャンスを作らせない完勝ぶりだった。試合後の会見では「浦和と戦うことはいつも難しいこと」としながらも「勝利に値するプレーができたと思う」と話した。

 新加入のFW鈴木を含めて、連動性のあるサッカーを見せただけに「あまり自分たちのことを良くはいいたくないが」と前置きしながらも「今日はレベルで言うとマンチェスター・シティーだったと思う。ボールと人の関係性として、2人目、3人目、4人目、5人目とスムーズにかかわるような戦い方だった」と自画自賛。そして「今日のようなゲームを欧州でやったら、ホーム側のサポーターでさえも、(終了後に)拍手で送り出してくれるレベルだった」と付け加えた。

 さらには「試合後の選手たちに伝えたのは『このようなゲームが見られたら私は死んでも良い』ということ。選手たちは非常に良くやってくれた」と選手たちを称賛していた。

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