浦和またまた0封負け 3戦不発…本拠開幕戦ブーイング
「明治安田生命J1、浦和0-2札幌」(2日、埼玉スタジアム)
浦和は札幌に0-2で敗れ、2季連続の開幕2戦未勝利。
無味乾燥な敗戦だった。「一言でいうと完敗。前半で勝負あり。よく2点でおさまったなと…」。DF槙野が声を絞り出した。
守備陣が簡単に切り裂かれ、立ち上がりの前半2分に先制被弾を許すと、同27分にも失点。その後も何度もピンチを招き、攻撃面も淡泊だった。失点後には早くも下を向く選手がおり、槙野が「ハーフタイムには『戦えるヤツだけが試合に出て、諦めているヤツは交代しよう』と声をかけた」と振り返るほど無抵抗な45分間だった。
後半は何とか立て直したが、ホーム開幕戦で早くもブーイングを浴びせられた。オリベイラ監督は「我々は本日より良いプレーができるはずで、それをするべき」と前を向くが、これで公式戦は3戦連続無得点。浦和の春はまだ遠い。