3人目の元バルセロナ J1神戸MFセルジ・サンペール獲得を発表
サッカー・スペイン1部の名門、FCバルセロナからMFセルジ・サンペール(24)のJ1神戸移籍が7日、発表された。
都内で行われた会見に出席し、三木谷浩史会長と契約書にサインをかわした。「ヴィッセル神戸のユニホームを着られることが、とても名誉なことだと思っております。またヴィッセルが持っている素晴らしいプロジェクト、こちらに参加して結果を出すことが、私の使命だと思っています」と決意表明した。背番号は「6」。
サンペールは守備的MFを主戦場としている。バルセロナのアカデミーから下部組織入りし、各年代を順調に通過。MFブスケツの後継者として期待された。16年にバルセロナのトップチームに昇格し、16-17年シーズンはグラナダ、17-18年シーズンはラス・パルマスに、それぞれ期限付きで移籍した。
しかし、ラス・パルマスでは左足首と腓骨(ひこつ)に重傷を負った。バルセロナに復帰した今季も右ふくらはぎなどの負傷に悩まされ、出場機会をほぼ得られなかった。そして、今月4日にバルセロナとの契約解除が発表された。
神戸にとって、元バルセロナの選手はMFイニエスタ、FWビジャに続き3人目。最前線、トップ下、守備的MFと縦の中央のラインにこの3人が配置されることで、神戸のバルサ化がますます進むことになる。想定される役割はゲームを組み立て、ボールをつなぐ立場と考えられる。
また、神戸は元バルセロナ3人に加え、FWポドルスキ、FWウェリントン、DFダンクレー、GKキム・スンギュと合計7人の外国人選手がいる。現状ではJ1の外国人枠は5人のため誰か2人はベンチにも入れない。