大揺れのレアル…ペレス会長とセルヒオラモスが罵倒合戦 欧州CL敗退直後に

 スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長と主将のDFセルヒオラモスがこれ以上ない強い口調で大口論、最終的には選手にクビを言い渡すほどヒートアップしたという。スペインのスポーツ紙アスが伝えている。

 同紙によると“事件”が起きたのは5日の欧州チャンピオンズリーグ、アヤックス戦の直後。同大会敗退が決まった後、ペレス会長はいつも通りロッカールームを訪れたが、違ったのはその表情。怒り心頭で、選手たちに対し試合中の振る舞いや普段の取り組み具合が十分ではないとして「恥ずべきことだ」と一喝したという。

 これに即座に反発したのがセルヒオラモス。「計画の方が恥ずべきこと」と、今季開幕前にポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウドを放出しながらも、新たな看板選手を迎えなかったことを非難した。ペレス会長はラモスに対し「お前を追い出す」と告げると、ラモスも売り言葉に買い言葉で「パーフェクト。お金を払えば出て行く」と、2020年まである契約の経済的保障がなされるなら退団に支障なしの構えを見せた。

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