広島、渡の決勝弾で競り勝ち ACL初勝利 メルボルン・本田は同点弾も…

広島の勝ち越しゴールを許しぼう然と立ちつくすメルボルン・ビクトリー 本田圭佑=エディオンスタジアム広島(撮影・飯室逸平)
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 「ACL・1次リーグ、広島2-1メルボルンV」(12日、エディオンスタジアム広島)

 F組の広島はホームで、元日本代表MF本田がスタメン出場したメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に2-1と競り勝った。広島は1次リーグ、1勝1敗となった。

 広島は前半3分、右サイドをドリブルで駆け上がったFWパトリックが中へ折り返すと、ペナルティエリア中央に走り込んだMF東がフリーで右足を振り抜き、先制のゴールをマークした。

 後半同点に追いつかれたが、後半41分。途中出場の柏が左からクロスを上げると、最後は渡がヘディングで勝ち越しゴールを奪った。

 一方、メルボルンVは0-1の後半26分、右サイドをドリブルで駆け上がったルーのグラウンダーのクロスに、ペナルティエリア中央に走り込んできた本田が滑り込みながら左足でゴール左に突き刺した。同点に追いついたものの、最後に力尽きた。

 決勝弾を決めた渡は「久しぶりのことだったんでよかった。前の試合はふがいない戦いだったので、結果を残せてよかった」と初勝利を喜んだ。

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