鹿島 2点リードも痛恨ドロー 2得点の伊藤「勝ち点2を失った」
「ACL・1次リーグ、山東2-2鹿島」(12日、済南)
勝ち点3が見えただけに、もったいなかった。鹿島は敵地で序盤に2点リードを奪いながら、前半で追い付かれた。2ゴールの伊藤は「勝てるゲームだった。勝ち点2を失った気持ちの方が強い」と落胆の色を濃くした。
前半10分、パスを受けた伊藤が持ち込み、右足でネットを揺らして先制した。同14分にも平戸のスルーパスに抜け出すと、冷静にふわりと浮かす技あり弾。「立て続けに取れて、最高の滑り出し」(伊藤)となったが、簡単にはいかなかった。
後半は防戦一方となって守備に追われたが、Jリーグから中2日の過密日程を考えれば勝ち点1は収穫。大岩監督も「アウェーで理想的ではないが、評価できる」と前向きに捉えた。