仏代表DFバランがレアル退団模索か スペイン紙が報じる

 スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・バラン(25)が、今季限りで所属チームを去る決意を固めているという。スペインのスポーツ紙マルカが22日までに伝えている。

 記事によると、同選手は不当な形で批判に晒されるといった現状に疲弊。2011年から所属しているクラブを離れ、別チームで新たなスタートを切る希望を持っているという。単なる思い付きではなく、チームメイトにはその考えを伝えているとされる。

 バランのレアル加入に大きく関与したジネディーヌ・ジダン監督も基本的には同選手を戦力として計算しているが、同紙は「移籍の意思が固ければどうすることもできないのでは」とみている。

 残る障害は5億ユーロ(約625億円)に設定されている移籍解除金の扱い。獲得を希望するクラブとの話し合いの中で、どの程度減額できるかにかかっていると考えられる。

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