香川と中島&堂安の“融合”は? 攻撃的MFの組み合わせを探る
「国際親善試合、日本1-0ボリビア」(26日、ノエビアスタジアム神戸)
日本が途中出場のMF中島翔哉(アルドハイル)のゴールで勝利した。次の代表戦は6月のため、これが“平成最後の日本代表戦”となったが、チームとしてはロシアW杯組と、森保ジャパンになってから台頭した選手との融合がシリーズ前の狙いになっていた。日本の攻撃の中心となる攻撃的MF3人の組み合わせを試合出場時間でまとめた。
以下、主立った組み合わせをまとめた。ポジションは左からで、一時的・流動的なポジションチェンジは今回は考慮せず。また、追加時間は含んでいない。
(パターン1)中島-南野-堂安 コロンビア戦65分+ボリビア戦22分
森保ジャパンのファーストチョイス。ゴールにつながったボリビア戦のカウンターの切れ味は鋭かった。
(パターン2)乾-香川-宇佐美 コロンビア戦0分+ボリビア戦61分
ボリビア戦の先発。森保監督の「全選手を使ってあげたい」という方針もあった。試合は宇佐美から乾へのパスからチャンスが生まれたが、ゴールはならず。
(パターン3)中島-香川-乾 コロンビア戦19分+ボリビア戦0分
香川との“融合”を考えると、テストになりうる組み合わせの一つ。乾がロシアW杯とは違いクラブでもプレーする右サイドに入った。
(パターン4)中島-香川-堂安 コロンビア戦6分+ボリビア戦7分
プレー時間を考えるとなかなか評価が難しい。2試合とも、後半の中盤で選手交代の端境のようになってしまった。