17歳久保建英6月に日本代表招集も…森保監督が示唆 出場すれば史上2番目の若さ
サッカー日本代表の森保一監督(50)はボリビア戦から一夜明けた27日、神戸市内で取材に応じ、6月の国際親善試合(5日・豊田、9日・宮城=ともに相手未定)、南米選手権(14日開幕・ブラジル)にFW久保建英(17)=FC東京=を招集する可能性を示唆した。U-18世代から“3階級特進”の招集で、出場すれば史上2番目の若さでのA代表デビューが実現する。
久保は“2階級特進”のU-22代表としてU-23アジア選手権予選(ミャンマー)に出場し、東ティモール戦で2ゴール。「結果も出している。それだけのプレーを見せている選手には、次のステップへの扉は自然と開いていく」と指揮官。若き精鋭への高い評価を口にした。
招待参加する南米選手権は選手招集に強制力がなく、主要メンバーの招集は難しい。そこで「今の感触としては2チームになる」と、親善試合と南米選手権では異なる編成で臨む方針を示す。
「U-22にA代表に呼べるような選手がいれば、選考の土台に上がる」と、若い世代に門戸を開く思い。「どのタイミングで引き上げていくか。しっかり選手を見て、日本代表の強化につなげていきたい」。慎重な口ぶりながら、久保ら若手の台頭に大きな期待を寄せた。