浦和レッズ選手バスに発炎筒 サポーター3人が書類送検
埼玉県警は8日、昨年12月9日にサッカー天皇杯全日本選手権決勝があった埼玉スタジアム(さいたま市)正面出入り口付近の市道で、正当な理由なく発炎筒を使ったとして、道交法違反(禁止行為)の疑いで、さいたま市南区の会社員(29)ら、いずれもJリーグ浦和レッズの男性サポーター3人を書類送検した。県警によると、スポーツ観戦に絡む発炎筒の使用を同容疑で摘発するのは全国初。
発炎筒はレッズの選手が乗ったバスの出入り口付近でたかれた。大勢のサポーターが詰め掛けバスは一時立ち往生した。2人は容疑を認め「選手の気持ちを高めることができると思った」などと供述。1人は「よく覚えていない」と話している。