浦和、昨季の“勝ちパターン”なぞれず 猛攻耐えきれず…全北に破れ初黒星
「ACL・1次リーグ、浦和0-1全北」(9日、埼玉スタジアム)
G組の浦和はホームで全北(韓国)に敗れ初黒星。昨季までの“勝ちパターン”をなぞることはできず、勝ち点4のままでトップを譲った。
3失点した5日のリーグ・横浜M戦から一転、慣れ親しんだ3バックの布陣へと回帰。DF槙野が「守備からリズムを作るのは、今までの勝ちパターン」と話す通り、立ち上がりから韓国王者の猛攻にさらされたが、粘り強い守備で徐々に流れを引き寄せていった。
だがチャンスを生かせず、逆に後半32分に失点。チーム最多の3本のシュートを放ったFW武藤は「決めきれなかった。悔しい」と唇をかんだ。1次リーグは2位で折り返し。槙野は後半戦に向け「突破のイメージはある。アウェーでどう勝ち点を取っていくか」と語った。