C大阪・MF西川がJデビュー 17歳1カ月23日は柿谷に次ぐクラブ年少記録
「明治安田生命J1、C大阪0-1札幌」(13日、ヤンマースタジアム長居)
札幌はC大阪を1-0で破り、連敗を3で止めた。C大阪MF西川潤(17)はクラブ歴代2位となる17歳1カ月23日でJリーグ初出場を果たした。3位の名古屋はFWジョー(32)がPKを決めて先制も、横浜MがFWマルコスジュニオール(26)のゴールで追い付き、1-1で引き分けた。残り7試合は14日に行われる。
敗戦の中、前途を照らす光明の一つだった。C大阪MF西川がJリーグ初出場を果たした。17歳1カ月23日はFW柿谷の16歳10カ月23日に次ぐクラブ歴代2位の年少記録で、MF香川(ドルトムント)、南野(ザルツブルク)をも上回る。
1点を追う後半39分に途中出場で右MFに入った。「流れを変えるプレーを心掛けた」と、同45分にはドリブルで仕掛けたが、左足シュートはGK正面を突いた。限られた時間の中、見せ場は作ったが「決めるか決めないかがプロの世界では問われる」と高い意識もうかがわせた。
神奈川・桐光学園高3年で来季C大阪に加入することが内定しており、特別指定選手としてプレーしている。U-20W杯を控えたU-20日本代表候補にも飛び級で選出された西川は、14日から始まる国内合宿に向け、「W杯に出場するかはサッカー人生に大きく影響する」と、強い決意をにじませた。