メッシの2得点でバルサがCL4強入り 今季3冠へ「一歩ずつ進んでいく」
「欧州CL・準々決勝第2戦、バルセロナ3-0マンチェスター・ユナイテッド」(16日、バルセロナ)
スペイン1部リーグ、バルセロナのFWリオネル・メッシが、チャンピオンズリーグ準決勝への進出を決めた後、油断せずに今後も戦っていくとした。
準々決勝のイングランド1部リーグ、マンチェスター・ユナイテッドとの準々決勝第2戦(3-0、2戦合計4-0)の終了直後に、中継テレビ局とのインタビューに応じた。自身の2得点などで快勝したことについては「先制点で勢いがついた。2点目は多少の運に恵まれたけど、準決勝に進むという目標を達成できた。ここ3年できなかったことだから一歩前進」と満足感を示した。
一方で立ち上がりにはマンチェスター・ユナイテッドに押し込まれ、開始1分を経過していない時点で先制点を奪われそうになる場面もあった。メッシは「そのことを覚えておく必要がある。僕らの間でも話をしたし、昨年ローマでも同じような経験がある。チャンピオンズリーグでは5~10分悪い時間があれば苦しくなるし、そのまま敗退することもある」と手放しで喜べる状態ではないと語った。
準決勝については「相手がリバプール(英)だろうと、ポルト(ポルトガル)だろうと、すごく難しい戦いになる」とみている。また、リーグ戦、カップ戦と合わせた3冠の可能性には「一歩ずつ進んでいく。次はリーグ。前進していくようやっていく。できるだけ早くチャンピオンになり、油断しないこと。その後(チャンピオンズリーグの)準決勝に向かっていく」とした。