FC大阪3年連続5度目の天皇杯出場 終了間際エース川西が決勝弾
「大阪選手権・決勝、FC大阪2-1阪南大ク」(12日、ヤンマースタジアム長居)
天皇杯大阪府代表の座をかけた第24回大阪サッカー選手権決勝が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すJFLのFC大阪が2-1で阪南大クラブ(関西社会人1部)を下し、3年連続5度目の天皇杯出場を決めた。
FC大阪は前半からアグレッシブに相手ゴールに迫ると17分、エリア内で相手選手に倒されPKを獲得する。このPKをFW久保が落ち着いて決めて先制した。しかし前半ロスタイム、右サイドからのクロスを合わされ、1-1で前半を終える。
後半に入り、球際の攻防が激しさを増し、ボールの奪い合いとなる。11分、久保のシュートはクロスバーをたたき得点ならず。FC大阪は26分にFW川西、32分にはFW塚田と攻撃的な選手を投入するが、なかなか最後の1本がつながらない。
このまま延長戦に突入するかと思われた後半ロスタイム、左サイドから相手エリアに侵入したMF須ノ又のパスを最後は川西が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。残り時間を守りきったFC大阪が逃げ切り、3年連続で大阪府代表の座を勝ち取った。天皇杯1回戦は25日に布引運動公園陸上競技場で滋賀代表で同じJFLのMIOびわこ滋賀と対戦する。