背水のG大阪、大阪ダービーで倉田が先制ゴール 宮本監督こん身のガッツポーズ
「明治安田生命J1、G大阪-C大阪」(パナソニックスタジアム吹田)
G大阪の元日本代表MF倉田秋が令和初の大阪ダービーで先制ゴールを決めた。
後半10分、DF高尾の縦パスを受けたMF高江がドリブルからスルーパス。エリア内右で受けた倉田が右足を振り抜きニアをぶち抜いた。
今季2勝2分け7敗で勝ち点8と低迷するG大阪は、この試合開始前の暫定順位で最下位に転落。宮本監督はMF遠藤、今野をベンチスタートにして、高尾、福田、高江ら若手で勝負に出た。期待の新鋭がつないで先制点が生まれると、冷静沈着な宮本監督も飛び上がってガッツポーズを繰り出した。
大阪ダービーではこれまで25勝8分け13敗とG大阪が勝ち越している。リーグ戦ではG大阪が3連勝中。C大阪は12年3月17日にホームで2-1で勝利して以来となる8試合ぶりの白星を狙う。