迷走のJ1神戸、公式戦9連敗 VIP不在…ルヴァン杯も最下位で敗退

 試合前、ベンチからチームメートの練習を見守る神戸・イニエスタ(左)とビジャ=ノエビアスタジアム(撮影・高石航平)
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 「ルヴァン杯・1次リーグ、神戸1-3名古屋」(22日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸が1-3で名古屋に敗れ、C組最下位で1次リーグ敗退が決まった。神戸は4月10日のルヴァン杯・大分戦の勝利を最後に、公式戦9連敗となった。名古屋は同組2位で1次リーグを突破した。

 神戸は勝てば1次リーグ突破の可能性も残されていたが、コンディションの整わないMFイニエスタ、FWポドルスキはベンチ入りから外れた。FWビジャもベンチに入らず、自慢の「VIPトリオ」不在での戦いとなった。

 1次リーグ突破へFWジョー、GKランゲラックら主力をスタメン起用した名古屋を相手に前半は0-0で終えた。しかし後半崩れるのはこのところ毎度同じ。開始直後に名古屋FW赤崎のマークを外し、先制ゴールを決められる。4分にウェリントンの左足での技ありゴールで同点に追いつくが、26分に名古屋FW長谷川に勝ち越しゴールを奪われる。36分には赤崎に強烈なミドルをたたき込まれて万事休す。

 これで神戸は4月14日のリーグ広島戦から公式戦9連敗(リーグ6敗、カップ3敗)。リージョ前監督の辞任を受けて4月20日の浦和戦から就任した吉田監督は8連敗となった。リーグ戦でも降格危機の15位まで沈み、非常事態を迎えている。

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