レアル放出筆頭候補のベール、クラブに反発して居残り宣言?
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベール(29)がクラブの意向に反抗するように現チームでのプレー続行を望んでいるという。23日、スペイン紙アスが伝えている。
情報によると、ベールはマドリードの生活に満足しており、契約終了は2022年まで残っている。年俸1450万ユーロ(約17億8000万円)の待遇をあえて変える気はないという。一方でジダン監督がチーム指揮に復帰してからの冷遇には理解ができない状況で、2度の招集外措置や最終節に出場できなかったことには不満があり、態度を硬化させているとの話もある。選手関係者はクラブが売却を前提に考えているのを承知してか「ベールはどこにも行かない」との発言をしている。
Rマドリードはシーズン無冠に終わったのを受けて大規模なチーム一新を図る可能性がある。選手放出の筆頭候補が主力としての活躍が期待されながら総試合時間の53%の出場に終わったベール。プレミアリーグの複数チームが同選手の招へいに関心があるとされるが、アス紙によると具体的な動きに発展しているものはない。Rマドリードは7000~8000万ユーロ(約85億9000万円~98億2000万円)の移籍金収入を考えており、また高額年俸も足かせになっていると考えられる。